雑文
大義を為すことで多くの人が傷つくこともある世の中。本当に正しいことが何なのか、分からないですね。
「独裁者が倒されたというのに 民衆が傷つけ合う平和とは一体何だろう」
〜さだまさし「遙かなるクリスマス」〜
改革には犠牲が必要だと言うけど、犠牲になった人にとっては、替えの効かないただ一つの人生。誰かの不幸や犠牲を前提とした幸せにどれだけの価値が有るのか…
すべての人の欲望を満たすことができるなど夢想はしないけれど、少なくとも自分の周りの人たちが、自分たちの運命を自分たちで選択できるような世の中になるといいな、とは思います。
「明日もまた陽は昇る それを疑いもせず
君と僕だけのことを考えればいいのなら
それはそれでとてもしあわせに違いないけど
うまく言えないけれど 心のどこかが
不安と恥ずかしさでいつも少し汚れてる
真実が知りたい人の「こころ」のことも」
〜さだまさし「落日」〜