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私は主夫になりたい

「将来の夢は何?」って聞かれた時、最近は「主夫になりたい」って答えるようにしています。若干、奇をてらうというか、ネタ的に言ってるんですけれど、なりたいという気持ちはゼロでは無いです。

主夫になりたい、というのは、会社に行きたくないとか、働きたくないとか、社会人としての生活のストレスに耐えられない、という意味ではなく、夫婦や男女の雇用環境がどうにか改善できないか、という気持ちからです。

 

いまだに、日本では多くのケースで、家事は女性の仕事であり、子供が生まれたら子育ては女性の仕事である事が多いです。どんなに会社の中で成果をあげていたり、仕事が出来る人でも、家事のため、子供のために、今勤めている会社を辞めたり、時短勤務に変わったりし、そのポジションを放棄しなければいけない人も多いです。

今の時代、男性だから、女性だから、というギャップは仕事の中では段々減ってきていると思います。しかし環境がなかなか許してくれない。優秀な人が、本人の望まない形でそのポジションを失い、家に閉じ込められてしまうのは、社会にとっても良いことでは無いです。

 

もしも僕の奥さん(になる人)が仕事をバリバリしていて、生きがいを感じているのであれば、それを辞めさせて家に閉じ込めることはできればしたくない。

そうだ、俺が主夫になろう。

という流れです。

 

僕は幸いにもIT系の仕事をしていて、IT系の仕事は物理的制約を受けづらいので、たとえば在宅とかでも仕事が出来る可能性のある職についています。しかし世の中にはそういう仕事だけではなく、たとえば海外に頻繁に出張にいったりしなければいけない仕事だってあります。

もし、僕の奥さんが、僕よりも収入が高く(もしくはトントンくらいで)、奥さんに外でバリバリ働いてもらった方が色々な意味で幸せになるのなら、僕は主夫になる事にためらいは無いです。もちろん僕が外でバリバリ働いた方が幸せになるのなら、大黒柱として奮闘する訳ですが。

 

実際のところ、僕よりも収入が多い女性というのは、女性が年収1000万の旦那さんを探すよりも、もしかしたら希少価値が高いのかな、なんて思ったりもしますが。。