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靖国

靖国神社やそれに対する参拝については、各国の位置づけについては所論ありますし、密約などをベースとしたそれなりに筋の通った政治的論理もあるようです。論理もへったくれも無い感情的な議論もあるみたいですが。。。

 

そういう話はとりあえず置いておくとして、なぜ近隣諸国の反発が必死なのに参拝をしたのか?という点がいまいち個人的に曖昧だったのですが、ひとつとして、自民党の大きな支持基盤の一つである「日本遺族会」への配慮があるようです。

一般財団法人 日本遺族会への賛助金のお願い | 一般財団法人 日本遺族会

 

靖国神社 - 遺族会 - 自民党のつながりについては、結論はおいておくとしても経緯については以下の記事が参考になりました。

半島浪人レポ:靖国神社、日本遺族会、自民党の三角関係

 日本遺族会靖国神社はこうして遺族たちの心のよりどころとして結びついてきた。遺族や同じ部隊出身の元兵士たちで構成されるいくつもの「戦友会」などが毎年靖国神社を参拝し、少なくない金を寄付してきた。辻子は「靖国神社にとって遺族会や戦友会は経済力だ」と説明する。

 自民党議員を中心とする国会議員が遺族への社会保障をつくり、厚生労働省が遺族に年金を支給し、遺族らはその金を靖国神社に奉納したり、靖国神社を支える社会活動を展開する。政府、遺族会靖国神社の関係が見えてくる。 

 

政治のキレイ・キタナイについては語ることに特に意味はないと思います。ただ現実の事象についてどのような因果でこのような事が起こるのか、は把握するのは必要と思います。

感情的に反応をしても扇情的な意見に流されるだけですし(右側にも、左側にも)、明確な政治意図を持った扇情に流されないように出来る限り現状に則した論理武装も必要かとは思います。