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平安夜要吃苹果?

クリスマスの日になぜか中国の方とチャットをしていて、、「クリスマスに関係するもの何か食べた?」って聞いたら「リンゴ」という答えが返ってきました。

つながりが良く分からないのでググってみたら、クリスマスイブにリンゴを食べる、というのは最近中国の若者の間で流行している風習のようです。

 

平安夜要吃苹果?这是中国人自创的-圣诞节,平安夜,苹果-驱动之家

この記事を読むと、以下のような流れみたいです。

  1. 80年初頭ころに香港や台湾から中国本土に留学してきた人たちが、何かクリスマスのお祝いをしようとしたが、中国では七面鳥は高いし手に入らないので、価格が手頃なリンゴを食べるようになった。
  2. それが、中国の大学生の中に徐々に広まっていった
  3. 90年代になって、小売店の人たちが「クリスマスはリンゴを」的なキャンペーンをするようになり、今にいたる。

中国語でリンゴは「苹果(ping2guo3)」、クリスマスイブは「平安夜(ping2an1ye4)」と呼び、「ping2」の発音が共通です。そういうところからも、「“平安夜”には"苹果"を食べて幸せに過ごそう」という風習が広がった理由があるようです。

在平安夜吃苹果取意平平安安

 

日本でKFCをクリスマスに食べるように、各国には各国なりの流行や風習がありますね。そんな感じで独自進化していけばいいんじゃないか、って気もしますけど。