カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
今日は箸休め的にマンガしか読んでない。まあ1日の半分くらい車を運転してたので……
カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
- 作者: 渋谷直角
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2013/07/30
- メディア: 単行本
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掲載されているマンガのあらすじや、寸評については以下のブログによくまとまっているので割愛します。
サブカルの終わり──渋谷直角がえぐり出した問題(松谷創一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
文化を「消費」する事で自分のアイデンティティを確立しようとする方法は、かなり危ういです。その人がどのクラスターに属し、何を好きかはわかるとしても、それ以上の価値観を生み出す事が難しいし、良くて二番煎じにしかならない。
それでもその価値観に付き合ってくれる人が居てくれるのであればまだ良いかもしれないけれど、得てしてサブカル好きの人はマイナー路線に傾倒して、母数が少ないところに価値を見出す傾向があるため、理解者も少ないでしょう。
それでも「この人のこの良さを理解しているのは私だけ」という優越感にはひたれるでしょうし、それがサブカル好きのモチベーションの源泉という事もあるかもしれません。
そういう部分について、最大限?の悪意を持って表現しようとすると、掲題のマンガのような描かれ方になるのだと思います。
ちなみに、僕はオタク的な人は好きですけれど、サブカル好きの人はあまり積極的には好きではないです。個別の事案については色々ありますが、一般論として。
その理由の一つとして、オタクの人は他人の目をあまり気にせずに純粋に「好きだから」という一心で対象を愛する人が多いのに対し、サブカル好きの人は「この◯◯が好きな自分」が好きな人が多いから、です。要するに本気で対象を好きでない人が多い。