井上純一フリートーク
気まぐれで参加してみたんだけど、正直失敗したと思った。。。
もちろん、人によっては面白い/面白くない、合う/合わないはあると思いますが、少なくとも僕には合わなかった、という事で。
オタクっぽい人がすべてそうだ、という訳ではないですが、思い込みが強い人の話は自己完結しすぎていて、内容が非科学的で非論理的で、聞いていて辛いな、と思うときがあります。
もちろんそういうアクの強さが魅力にもつながる事もあるでしょうが、今回のトークショーに関しては特に中国関連の話について話者の理解が不十分で「本当にこの人中国に住んでるの?」と思うような話が多くて、冷めてしまいました。
あと、多分井上さんは、本当に中国語があまり話せないっぽいですね。中国の地名等々の発音が中国語のそれとはかけ離れているので、多分日常的に使ってないんだろうな…と。
僕の知り合いでも、中国人の女性と付き合っているけど、中国語が全く話せないし学ぶ気もない、って人は確かにいますね。僕はかなり不思議で、相手の事好きなら相手の事興味持つだろうし、相手の国の言葉はその最たるものだと思うんですけどね。
バーバルコミュニケーションが全てとは言いませんが、正直、言葉を使ったコミュニケーションを放棄するというのは「自分の感情や思い込み、「こうなったらいいな」っていう願望などを相手に投影する」勘違いのコミュニケーションにしかならないことが多いです。僕自身が中国人の方とよくお話するときもそうだし、脳卒中の結果言語視野の大半をやられてしまった僕の父親とのコミュニケーションでもそう。
とはいえ、相手の気持ちを慮らず、自分の理想を投影する場としては、コミュニケーション不全の状態の方が都合が良いということも却ってあるかもしれません。脳内でキャラクター化したものを何かしらの形で表現する、という場合とかは特にそうかも。
サイン会の権利は僕も持っていたみたいですが、あまり興味が無かったのでひと通り聞き終えたら中座しました。