アイ

見栄

予定の隙間時間を使って勉強をしようと、30分ほどカフェに入ったら、隣の席の女子2人の話が興味深くてずっと耳をそばだててた……-_-

一人は普通に可愛い女性で、もう一人は恰幅が良くていかにも見た目が「オタク」っぽい人。

 

で、後者の女性がとにかくよく喋る事喋ること……

いかに自分がモテるか、今日は彼氏にこんな事言われたとか、街で声かけられたとか、延々と話している。

相手をする女性も大変だなと思いつつ、まあ幸せな生活をしてるんなら良いんじゃないと思っていたんだけど。

「知り合いから聞いた話なんだけど……」と言い訳をしつつ、2つの話を始めた。

ひとつは、最近の出会い系サービスの事情。

もうひとつは、「レンタル彼氏」なる最近出てきたサービスについて。

 

ふたつとも、知り合いから聞いたという割には異様に(体験したかのように)詳しくて仔細まで把握している。もしくは言い間違えただけかもしれないけれど話している途中で主語が自分に変わったりしている……(;´Д`)

 

流石に相手の女性も疲れてきたのか、「若いウチはそれでも良いかもしれないけれど、30歳過ぎてもそんな生活してちゃダメだよね」と返して(一応その「知り合い」に対してダメ出しするような口調で)、オタクっぽい女性はそれを受けて何故か顔色を失っていた。。
(※ちなみに会話の中で、オタクっぽい女性は「27歳」であるという事が語られていた)

 

オタクっぽい女性が「自分の体験」として語っていた男性とのお付き合いの話の数々が、「知り合いの話」として語った出会い系やレンタル彼氏を通じての体験だとしたら、ちょっとさみしい感じになりますよね。聞いている人も、当然話している人も。仮にそうだとしたら、ですけれど。

 

嘘をついて外面だけを取り繕い、その結果気持ちが寒々とすることと、嘘をつかず正直に生き、その結果外面の派手さはないこと。

どちらか二者択一を迫られた場合、個人的にはどう考えても後者を選びますけれどね。ウソはすぐバレるし。それでも前者を取る人が居ることを否定するわけではありません。自分の心を守るためにそういう事が必要な時もあるでしょう。