アイ

一歩踏み込む勇気

とある語学サークルに、用事が無いときは参加しています。先生役をネイティブスピーカーに担当していただける機会なので、語学学習者としては非常に大事な機会です。

最近は基本的に外国語だけで会話をするようなローカルルールで実施していますが、だけど参加している日本人の人たちは、恥ずかしさがあるのか、単純にどうして良いのかわからないのか、ちょっとしたところで自分が伝えたい言葉が見つからないだけで照れくさそうに日本語で話そうとして逃げてしまいます。

もちろん、ビジネスの場とかで、100%自分の意図を正確に伝えなければいけない場合、かつ相手が自分の母国語の発言を100%汲んでくれる、もしくは的確に翻訳してくれる通訳がいるのなら別です。
しかし、レッスンの場で、それこそ何度失敗してでも自分の能力を上げるために修練をする場で、恥ずかしがっていたら、結果として自分のせっかくの機会を失います。

自分が思いついたフレーズがネイティブに通じるのかどうか、とか、話したい内容をその国の言葉として置き換えて組み立てる作業であるとか、こういうのは効率もあるでしょうが基本的には回数が大事で、かつ効率を上げるためには正しい/正しくないのジャッジを的確にしてくれる人が一緒にいるときに行うのが効率的です。

こういった場で、鉄のルールで「俺はどんな事があっても外国語でしか話さないぞ」と自分を追い込む事ができると、結果として効率的な時間を過ごせ、語学の習得も早い気がします。

 

結果を出したいなら、一歩踏み込む勇気、踏み込むために自分を追い込む勇気、というのはとても大事だと思いました。これは語学学習以外のすべての分野で言えることでしょうが。