アイ

自己保身

自分を正当化するための言葉を考える時間はもったいない気がしています。

心が少し汚れていて、後ろめたい事があって、触れられたくないことがあるときに必要以上に自分を正当化するためにロジックや言葉を尽くすことは僕にもよくあります。実際は口にすることもなく、頭の中で言い訳をグルグル回転させているだけですが。

だからこそ、時間がもったいない気がします。

なので、頭の中で自己正当化的な言葉を女々しくグルグルと回転させながらも、僕はそれを他人に対して伝えたり、口にしたりはしないようにはしています。生活習慣として自己正当化することをしなければそういうことを考える事すら自然と止めるだろうという期待値からなのですが、実際のところ、人間は、少なくとも僕は水準の低い人間であることもあり、口には出さずとも不毛な時間を使うことも多く、結果は出てないです。

 

しかしながら、「自分を大事にしない人は、周りの人も大事にしない」とは、以前本当に好きだった女性(付き合ってはない...)から言われた僕という人間を表す言葉ですが、自分の保身を口にしない人、言い訳を口にしない人、というのは、つまるところこういうタイプの人で、周りを大事にしない人なのかな、とも思ったりします。

自分の保身のための言い訳をついた方が、相手にとっては助けになることもあるのでしょうか。