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地方走り

僕は東京中心の生活をしていますが、たまに地方都市にでかけ、車で走ると、運転マナーが地方により様々なことに気づきます。

一番有名なのは「名古屋走り」でしょう。

名古屋走り - Wikipedia

 

名古屋以外にも、特徴的な都市がいくつかあるな、と思って書きます。僕の少ない経験の中からなので、二都市だけ。

 

◯宮崎県

宮崎県、特に宮崎市など市街地を走るドライバーは、おもいっきり路肩(道路の左側)にはみ出して走る人が多いです。

この理由を推測すると、

  • 道路が狭い
  • 路肩が比較的広い

という感じで、無意識に対向車とぶつかりたくないと心理が働いた結果、路肩に過剰にはみ出て走ってるのかな、と思います。

僕はこれを「宮崎走り」とよんでいます。

とは言え特徴的なだけで、路肩を走っているスクーターや自転車には気をつけるべきでしょうが、そこまで危険な行為ではないと個人的には思っています。

 

◯青森

青森県は人が少なく、比例して走る車も少ないので、比較的交通マナーがルーズになりがちかなと思います。

一番印象的なのは、カーブを曲がるときにセンターラインを意識的にはみ出して走ること。

そのはみ出し方もなかなか東京では見られない形で、たとえばカーブのイン側を走る場合は遠心力に引きづられてアウト側にはみ出しがちになるのはよくあることです。その事を踏まえてカーブはイン側の方が広く作られる事が多いです。

しかし青森だと、カーブのアウト側を走る人がイン側にはみ出して走ってきます。これはものすごく危険で、物理法則的にはみ出しがちなイン側の人はアウト側からはみ出されると回避するためにとれる策が少なく、正面衝突のリスクが飛躍的に高まります。

それでも統計などを見ると、青森県の交通事故数が全国平均比で特徴的に高いということもなく、この辺は人の少なさに助けられている部分が大きいなと思います。逆に言うと人が少ないからこそ許容される走り方ですね。

統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103

 

話は少し変わりますが、上記の統計を見ると、大阪府の交通事故発生数・死亡者数の数が圧倒的にワースト1位ですね。発生件数ベースで1位で、人口比で言うと東京の数分の1であることを考えると、東京基準では考えてはいけないマナーの悪さ、危険さを内包している都市だと言えると思います。この数字をみて、僕は絶対大阪では車を運転しないと心に誓いました。

ちなみに冒頭の「名古屋走り」の愛知県は死亡者数2位でやはり多く、ここもまた走りたくない都市です...(逆に言うと悪名高い名古屋/愛知よりも、大阪は危険ということか)