仕事の場で性欲の話をするな
以前、前の前の会社で、皆の前で特定の人たちに叱責したことがありました。
それは、若い男性社員(仮に、ハットリくんとヤスダくん、としておきます)が、仕事中、まわりに女性社員も多くいる中で、突然「性風俗」のお店の話や「タイに行って女性を売春してくる」話をしだして「愛はお金で買える」的な話を延々としだしたのがきっかけです。
さすがにこれは周りの印象も良くない、それ以上にそんな話が個人的には大嫌いなのでむかつく、という理由で、結構大きな声で叱責した記憶があります。
その結果、彼らが反省するということはなく、逆に根を持たれた感じで、なんか色々やられた気がします(結果、会社のPCのパスワード等々をこまめに変え、離席時は絶対ロックかけるようにしたりした)
しかし、ではなぜ仕事の場で、女性の門前で、性風俗の話をしてはいけないのか、、僕は実際のところよくわかっていません。
男女平等でなかった時代の名残があり、お金によって女性をいいようにしようという発想に嫌悪感があり、といった事は当然あり、僕もそのような考えを良しとしないので嫌いである、というのは間違いないのですが。
じゃあ性風俗の話がダメなら、良く分からない女子がよく独身男性(僕みたいな人に)話をふってくる「私の知り合いに可愛い娘がいるんですけれど紹介しましょうか?」というような女衒斡旋的な話も、同様な理由でダメでしょ、となる気がします。
べつに男性は一日中女性の事を考えている訳でもないし、セックスの事を考えている訳でも無い。のに、「男性だから若い女性は好きでしょ?」「若い女性とのセックスは好きでしょ?」という価値観を強制されている気がして、ましてやプライベートなタイミングならまだしも仕事の席でそんな話をされたりしたりすると、個人的には嫌悪感を感じたりします。
と、ここまで書いてきて、少なくとも個人的には、「世間的なステロタイプ的な価値観を一方的に押し付けられる事」が嫌いだ、ということなのだと思い至りました。
なので性風俗的な話も好きではないし、良く分からない「自称女子」の女性に若い娘を紹介されるのも好きではない、という感じなのかな。