アイ

言語話者

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こういうinfographicsを見ると、当該言語話者の多さが必ずしも他の言語を母語とする人たちへの対外的なインパクト(習得を必要と思わせるかどうか)とは必ずしもリンクしてないのが良く分かります。

基本的に、経済的にも軍事的にも支配をしている人たちが多く話す言語は、他の言語を母語にする人たちにも習得が求められる圧力が高まる傾向があるように見えます。日本人にとっての英語が最たるもので、中国語についても圧力が強まっており、かといって話者の多いスペイン語や隣国のロシア、韓国はそうでもない。

そういう風に優位性を持っている人たちとのアクセスを容易にするため、言語習得というのは必要という見方も出来るのかなと思います。

 

逆の視点でいうと、日本人が日本語以外不得意な人が多い中それでも国際社会でやっていけているのは、日本が国として経済的に豊かであることが大きな要因であり、その優位性が崩れた時に言語コミュニケーション的にサバイブする能力を持たない多くの日本人は想像以上に奈落の底に叩き落とされてしまうのではないかという恐怖感があります。