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アイ

 デザインって抽象的なものなのでメッセージをどう捉えるかは受け取り側の自由。

 

という意味で言うと、僕はこの絵は、本を本来の役割として使わずに、別の使い方をして自分を高めている図、にしか見えません。

本ばかりを読んでいる左の人の読後の本を読みもせず積み重ねている右の人、という理解も(無理矢理ですが)できます。右の人が「視野が広がる」人だとした場合、読書自体には意味がないよ、と言っているようにも見えます。

そして実際に現実を見る事が視野が広がることになるのか。見えないことに対して想像をめぐらす事が、実際にものを見ることよりも価値が低い、幸せでは無い、ということも無い気がしています。

 

こういうデザインを、良いデザインと思うかどうかは、基本的には大衆の通俗概念に依拠している気がしています。直感的に良いと思ったり、新たな視点・気付きを得られたと思ったり、そういう人が多ければ多いほど、評価としては良いデザインになるのでしょう。

僕はデザイン自体に何も思わないですが、このデザインを「良いデザイン」だと思っている人が多い事に対して、思索を巡らすことが多いです。