アイ

今日心の底から悲しかったこと

銀座あたりを買い物のためドライブしてたら、ものすごい道が渋滞してました。

どうやら、デモ行進をしている団体が居るらしく、それで交通規制がかかっていた模様。

それ自体は、正当な手順を踏んだ正当な権利なので、まあしょうがないかなと思います。

 

デモの内容は、「子どもに教育の環境を」「私学の無償化を」というようなプラカードを掲げていたので、そういう内容かな、と遠巻きに理解してました。

「お金が無いのであれば公立学校に行けばよいのでは.......」と、家にお金が無いので公立の学校を進学してきた僕は少し思ったりしましたが、まあそれはそれ、日本経済がシュリンクしていく中、それでも教育が大事であることは疑う余地は無いわけで、好意的な目で遠巻きにみてました。

 

デモの隊列に近づくと、彼らのシュプレヒコールが聞こえてきます。当然、学校の無償化についての話だと想像するわけですが、実際は

「9条を守れ」

「安保法制反対」

「安倍ヤメろ」

「平和を守ろう」

というような内容。

学校の無償化と、1%も関係無いじゃないですか。

 

特定の政治的な主張を持っていることにたいして、与するかどうかは別として、まあ良いのではないかと思います。でも、政治的な主張をしたいなら、ちゃんと真摯に、真正面から行うべきでしょう。

「教育」という話題で餌を撒いて、人々の関心を呼び寄せておいて、実は自分たちの政治主張を押し付けるだけのエゴの連呼、というのは、人間としていかがなものかと思います。

ましてや、個人的には、学生時代お金がなくて結構な苦労もしたことがあり、教育費の問題には結構な関心を持っています。そういう人間からすると、「教育」を隠れ蓑にしつつ、実はまったく興味がない、人の目を惹きつけるための餌程度にしか考えていない人達のことが、心底憎いです。心の底から、憎いです。

だって彼らは、結局、教育に対して一切興味がなく、自分たちの政治主張をエゴとしてゴリ押ししたいだけなんでしょ。

 

こんな人達が「市民の味方」的な風に振る舞うのは辞めてほしいです。正直、「プロ市民」ではない一般市民にとって、秩序を乱す敵でしかないです。

そして、人間というのは醜くなれるものだな、とも強く感じました。