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さだまさし ソロギターコレクションズ

さだまさしの曲は、歌詞について言及されることが多いですが、単音旋律楽器奏者(バイオリニスト)特有のなめらかで美しいメロディラインも特徴で、その音を楽器を弾くことで再現したいという思いは、僕以外のファンの方にもあると思います。

一番手軽なのはギターによる弾き語りでしょうが、伴奏のギターはまだしも、歌はとてもむずかしいものが多く素人が歌い上げるのが困難なのが悩みです。

 

ギターを多少弾ける人が、少ない人数(できれば一人)で、美しさを損なわずにさだまさしの楽曲を表現したい、と思った時に、とても参考になる楽譜集が以下です。

 

TAB譜付スコア さだまさし/ソロギターコレクションズ(1)1974-1994 模範演奏CD付

TAB譜付スコア さだまさし/ソロギターコレクションズ(1)1974-1994 模範演奏CD付

 

 

TAB譜付スコア さだまさし/ソロギターコレクションズ(2)1995-2015 模範演奏CD付

TAB譜付スコア さだまさし/ソロギターコレクションズ(2)1995-2015 模範演奏CD付

 

元、さだまさしのバンドメンバー(亀山社中:フォークギター)だった坂元昭二さんが、ギター一本で楽曲を表現できるようにアレンジした楽譜ならびに演奏例の音源(CD)がセットになった楽譜集です。

さだまさしとのお付き合いも長く、坂元さんの演奏がさだまさしの楽曲作成に与えた影響も大きいであろうこと、さだまさしの音楽の理解者でもあることから、原曲の良さを損なわずかつギター一本で表現した時の美しさを加えたアレンジになっており、出色の楽譜集になっています。

かつ、僕みたいな初心者でも背伸びすれば弾けるくらい、シンプルな構成になっています。

個人的には、坂元さんがバンドメンバーから外れた後の楽曲の方が、ケレン味の無い自然なアレンジになっていて良いものが多いように見えます(「残春」や「片恋」など。「北の国から」とか「案山子」はいじりすぎな感)。

 

同種本は定期的に刊行されていますが、2015年11月に改めて出版されたので、私も購入して、日々練習に取り組んでおります。

そしてスケールの運指がとても大事なので、なまった指に鞭打ち練習をしているところです...