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記念日の捉え方

誰かの記念日を祝う機会がある時、お祝いすると「ありがとう」と当然のことながら言われるけれど、そういう際にいつも言う、もしくは心の中にある気持ち。

「自分にとって大切な人、そんな人の記念日に立ち会えて、お祝いをする時間をもらい、そして幸せな気持ちになってくれること、それはお祝いをする側の人間の特権で、いつも素敵な思いをさせてもらっています。感謝するのは、こちらの方です。お祝いさせてくれて、ありがとう。」

相手の事を考え、思い、そのためにいろいろ準備をし......、そんな風に、その人のためにかけた時間と、思った気持ち、そんなものを「届けさせてもらう」チャンス。記念日にはそれを与えてもらっているわけです。だからこそ、祝う方が、感謝をしたい、そんな気持ちになります。

特に、大切な人の誕生日などには、こういう気持ちになります。

もちろん、こういう気持ちにならない人も、居ますが..

 

なので、皆も僕の誕生日の日などには、僕をもっとお祝いし、幸せな気分になってもらってええんやで、と思う。いや思わないけど。

関係ないけど、職場などで、事務的にケーキを買ってきて上っ面だけのセレモニーをするのは、個人的にはあまり意味があるようには見えないので、あまり気が進まない。

とはいえ人によっては実施されないと拗ねたり根に持つ人もいるので、消極的な理由で行われているのですけどね。。僕の時だけは、職場の人は何もしないで欲しいな、と切に思います。

 

誕生日といえば、映画評論でおなじみの淀川長治さんは、「誕生日は産んでくれた母に感謝する日」と仰っていました。

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ぼくの誕生日はお母さんがぼくを生んでくれた日。だからお母さんに感謝する日なの

とても素敵な考え方だな、と思います。

自分が生まれてきた意味を、ちゃんと自分に問いかけ、そして辿り着いた結論なのでしょうね。