アイ

体調不良

飲み会の翌日などに、「体調不良のため自宅作業」「遅刻」というような人はよくいます。

個人的に、飲み会の後くらいは自由に休めるような自由な社会であれば良いのでは無いかと思います。

だから「昨日飲み過ぎたから」とか「昨日夜遅くまでやんちゃをしすぎたので」という風に、変に言い訳をすることなく悪びれることもなく理由を説明し、それが許容される世の中であったほうが良いのにな、と個人的には思ったりします。

(その日に重大な仕事や約束があったりするのであれば別ですが)

 

ただし個人的には、自分のセルフコントロールが足りないことを「体調不良」という言葉に転嫁するやり方はかなり嫌いです。

それは、本当に病気で、日々病魔と闘いながら過ごしている人たちの神経を逆なでするような行為だからです。

 

「俺はお前らのようにだらしなく生きていない。そしてお前らのように健康に対するなんの配慮をしなくてものうのうと生きていけるほど元気ではない。それでも日々病気と向き合い、それでも日々社会的生活を送れるように節制して生きている」

そんな人が居ることを、想像できているのでしょうか。そんな人達の前で、酒を飲み過ぎたりはしゃぎ過ぎたりした結果「体調不良」である、と、よくまあ言えるものだな、と思ったりはします。

 

結局、弱者に対する視点というものが持てないが故に、自分を素直に見つめることができないが故に、このような言説になってしまうのだろうな、と傍から眺めて感じたりしています。

そして、そのような態度や言説が、いずれ自分の身にふりかかることを想像もできてないのだろうな、とも同時に思います。