アイ

干支を食す

「今年は未年だから、ジンギスカンでも食べようか?」という若干ゲスい話を友達として(実際は「それは無いよねー」という話をした)、「干支って何種類くらい食べることができるのだろうか?」と思い至り、まとめてみました。

 

・子(ねずみ)

しょっぱなから難易度が高い。。。

一応、↓のような記事もあるので参考に。ペルーには「クイ」という有名なネズミ料理があるようです。ただ、このためにわざわざペルーに行く気にはなれないな。


閲覧注意:ねずみを食べてみたよ、ハハッ - ねとらぼ

 

・丑(牛)

あまた料理があるので割愛。

 

・寅(虎)

これも難易度が高い。。

「虎骨」と呼ばれる漢方薬が中国にはあり、これは名の通り虎の骨粉を使われているらしく、大変貴重なものです。


虎骨 - 健康食品辞典

ただ、虎は、ワシントン条約などで国際的に商取引が禁止されており、虎骨も日本の税関により輸入差し止め対象となっています。なので、虎を食べる事は諦めましょう。

ワシントン条約 : 税関 Japan Customs

 

・卯(うさぎ)

日本でも昔は野うさぎを食べたりしたらしいですが、今では肉も手に入りづらいですね。西洋ではうさぎ肉は一般的なので、イタリア料理やフランス料理屋さんで食べましょう。


東京のウサギ肉に関するお店 [食べログ]

 

・辰(龍)

むりだろ。。。

 

・巳(蛇)

マムシ酒とかあったりしますし、蛇は日本人としては食用動物として比較的親しい存在ですね。とはいえ蛇料理を食べられるお店はそう多くない。

群馬県にある「ジャパンスネークセンター」という場所に行くと、蛇料理も堪能することができるようです。


ジャパンスネークセンターで、蛇料理食べてきたヘビ。 - NAVER まとめ

東京近辺だと、上野に蛇料理専門店があるようです。


救命堂本舗蛇店 - 上野/薬膳 [食べログ]

 

・午(馬)

馬刺し屋さんなどに行きましょう。もしくは桜鍋。


東京の馬肉料理 [食べログ]

なかなか馬肉は普段の生活上接点が少ないですが、昨年、テスコが牛肉を馬肉と偽って販売をしたいわゆる馬肉混入騒動が発生し、欧州では大騒動になりました。そのような形で日本の食卓にも紛れ混んでいるかもしれませんね。。

都市伝説的に、競走成績が振るわなかった競走馬は、グラムxx円単位で肉にされ、コーンビーフ(ニューコンミート)の中に混入される、みたいな話もあるにはあります。

 

・未(羊)

ジンギスカンうまー

本場は北海道の、「だるま」が、定番中の定番ですね。


だるま 本店 - すすきの/ジンギスカン [食べログ]

日本だと北海道・ジンギスカンの組み合わせが一番有名ですが、マトンカレーが出されるインドカレー屋さんも多いですね。

 

・申(猿)

日本では食べられるのかな。。。

中国では、猿の脳みそは昔の皇帝のごちそうだったみたいな話もありますので、食べられる場所では食べられるかしれません。


【グロ閲覧注意】最も残酷な中華料理「猿脳(えんのう)」【トラウマ確定・・・これはヤバい】 - NAVER まとめ

 

・酉(鶏)

あまた料理があるので割愛。

 

・戌(犬)

こちらも、中国ではたとえば北京のスーパーなどで普通に犬の肉(狗肉)が売られていたりと一般的ですが、日本では手に入るのでしょうか。。

一応、一部の中華料理屋ではメニューに存在するというレポートもありますが、過去のものですし、確かめてみたいという気持ちもありません。


池袋の中華料理店で「犬の肉」を食べてみた | ロケットニュース24

 

・亥(イノシシ)

イノシシといえば牡丹鍋ですね。私は食べたことはありませんが。


東京の牡丹鍋に関するお店 [食べログ]

 

まとめると以下のような感じ。

子:△

丑:◎

寅:×

卯:◯

辰:×

巳:◯

午:◯

未:◎

申:△

酉:◎

戌:△

亥:◯

(◎:スーパー等で容易に手に入る / ◯:スーパー等ではあまり置いてないが、料理を提供する店は日本に存在する / △:日本では手に入りづらい / ×:無理)

 

僕には干支の動物をすべて食べつくしたいという動機があるわけでなく、単なる好奇心でまとめてみました。

中には食用にすることに激しい抵抗がある動物もありますが(猿や犬がその際たるものでしょう)、そういう食文化が存在することは最大限尊重をし、命を食らう業を背負う生き物として様々な生命に感謝をし、個人的には好奇心にとどめてあまりゲスい行動をしないようにしておこうかなと思っています。