アイ

老成

人によって好みはあろうが、21歳で「精霊流し」を書き、23歳でこの「フレディもしくは三教街」を書き、こんな大人びた、世の中のすべてを達観したかのように、自分の感情を先走らせること無くただただ叙情的に物事を表せる、そんな老成さをもった若者は世界にそうそう多くは無いと思い、傑出したミュージシャンであることは間違いないと思います。

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23歳でこの世界観を描ける人が居ることに、若いころの僕はただただ絶望しかできませんでした。世の中にはどんな事があってもかなわない人が居る、ということを、若いころの僕に教えてくれたのは、紛れも無くさだまさしだったと思います。