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アメイジング・グレイス

さだまさしの「風に立つライオン」のエンディングは、アメイジンググレイススキャットで引用することで壮大な世界観を歌い上げています。

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個人的に、アメイジング・グレイスは色々な方が歌唱しているのを聴いてはいながらも「どんな事を歌っているのか」についてあまり気にしていませんでした。

 

歴史ある賛美歌ということで、Wikipedia にも歌詞が乗っているんですね。

アメイジング・グレイス - Wikipedia

驚くべき恵み(なんと甘美な響きよ)
私のように悲惨な者を救って下さった。
かつては迷ったが、今は見つけられ、
かつては盲目であったが、今は見える。

神の恵みが私の心に恐れることを教えた。
そしてこれらの恵みが恐れから私を解放した
どれほどすばらしい恵みが現れただろうか、
私が最初に信じた時に。

多くの危険、苦しみと誘惑を乗り越え、
私はすでにたどり着いた。
この恵みがここまで私を無事に導いた。
だから、恵みが私を家に導くだろう。

そこに着いて一万年経った時、
太陽のように輝きながら
日の限り神への讃美を歌う。
初めて歌った時と同じように。

基本的には神の救いを描いた歌です。

風に立つライオンの歌詞と続けて読むと、苦悩の結果、故郷の恋人を捨てるような形になりながらも、僻地医療に身を捧げる決意をした青年医師への救い、魂の開放と、それへの感謝とも受け止めることが出来る内容になっています。アメイジンググレイスのメッセージにも意味があると考えることで、より「風に立つライオン」の歌の世界が多面的に広がりを持ちます。

ただメロディが荘厳だから引用した、というわけでも無いのかもしれないな、と個人的には感じたりもしました。