有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。
有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。 (torch comics)
- 作者: ドリヤス工場
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: コミック
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なぜか水木しげる風のタッチの絵で、一般的に傑作と称される小説のあらすじを短ページの漫画で表現されている作品です。
ひとことで言うと、同人作品のレベルを脱して無い気がします。
とはいえ、水木しげるという偉人の積み上げてきた実績、メタファーに助けられて、作品の読後感としては得も言われぬシュールさを感じる出来にはなっていると思います。
この作品を通じて原作に興味を持つ、ということは少ないのではないかな、と思います。どちらかというと、原作をすでに読んでいる人がこの作品を読んで、シュールさを感じる、というスタイルが良いのではないかと思います。
上記書籍とは関係ないですが、水木しげるの画風はずるい...w こういう一枚絵とかは、本当に卑怯だよな、と思います(最大限の褒め言葉)