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飲みニケーションについて

その国の言葉で書かれたニュースサイトの記事を読み合わせ、簡単に内容をまとめ、議論をする、というような語学レッスンを定期的に行っています。

その場で、今回のテーマは日本の「飲みニケーション」になりました。

議論というよりは、サイトの記事の内容、もしくは先生に指摘された内容が印象的だったので、記録として残しておきます。

  • 日本人は仕事の時間の後も、半強制的に職場の飲み会に参加して、家族や友達との時間を大事にしないのはなぜなのか?
  • お酒に弱くてすぐ顔が赤くなる人に対して、面白がってお酒を飲ませ続けるのは、いじめ・パワハラではないのか?
  • 飲みニケーションと言うけれど、お酒の力を借りて気持ちが大きくなって始めて本音で語り合えるって、子どもじゃないんだし、もっと普段から自己主張したほうがよいのでは?
  • そもそもお酒は健康に悪いのに、なんでこんなに皆飲むのが好きなのか。日本人は健康志向ではなかったのか?

上記の指摘に対して、論理的に日本人の立場を弁護して回答できる人は、どの程度いるのでしょうか?

古くから残る因習、悪習が、そのまま指摘されており、これらは日本人の美徳として捉えることも無いのではないかなと思ったりします。

 

お酒の良し悪しは別として、お酒を前提とした、会社の中でのコミュニケーションというものはどこまで必要なのか、いろいろと考える良いきっかけにはなりました。

 

特に個人的には、お酒の健康に対する貢献が限りなく期待できないという研究成果もあり、そこまで平日になんども常飲するものでも無いだろう、と思ったりしています。

www.agingstyle.com

しかし、人の手をかけたワインやウイスキーのように、本当に芸術としか形容できない芳醇さに出会うと、お酒の文化というものは廃れないでほしいなという思いも同時にあります。