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満州文化物語

満洲文化物語 ユートピアを目指した日本人 作者: 喜多由浩 出版社/メーカー: 集広舎 発売日: 2017/04/28 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 産経新聞で連載されていた連載企画を一冊にまとめた本のようです。 満州、とタイトルには書かれていますが…

現代中国経営者列伝

現代中国経営者列伝 (星海社新書) 作者: 高口康太 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/04/26 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 巷で話題になっている本です。 中国通と称されるライターは数多くいますが、正直「?!」と思うような偏っ…

飛梅

www.youtube.com さだまさしは日本の古典文学を範にして歌を作ることが多いです。 この「飛梅」という歌は、タイトル、もしくは歌詞を読むとすぐ分かるように、「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花〜」で有名な菅原道真の歌、そしてゆかりのある舞台である太宰…

西行

願はくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ そう詠んだ歌のとおり、春先、桜の咲く頃に入寂した西行。 旅に生き、自然を詠み続けた人生の中で残された歌の数々は、一千年前の昔の言葉で記されているにも関わらず、今の専門的な古語教育を受け…

古今和歌集 真名序

最近所用で古今和歌集を眺めていたのですが、「なぜ古今和歌集を編纂したのか」という動機をわかりやすくまとめた檄文的なものとして、仮名序と、真名序があります。 仮名序は紀貫之が「かな文字」体で記したもので、こちらの方が世間的には有名です。 ただ…

マリヴロンと少女

宮沢賢治 マリヴロンと少女 正しく清くはたらくひとはひとつの大きな芸術を時間のうしろにつくるのです。 今自分が行っている事は、目の前に見えるものを形に残すために行っているように錯覚しがちですが、実際は自分が歩んだ跡を轍として記す作業であると思…

母親に聞かせたかったさだまさしの歌

僕はさだまさしが小学生の頃から好きですが、母親と一緒にコンサートに行ったことはありませんでした。ある意味親不孝なのかもしれませんし、実際のところ自分の趣味を押し付けないというのは親孝行の姿なのかもしれません。 僕の母親は、豊かでない時代に青…

ラ・ラ・ランド再考

僕は、映画を見る前も、見た後も、知ったかぶりの知識を身に着けてそれらしい論評をしようと思わないタイプの人間です。世間の評判もほぼ気にしません。 なので、前回書いた記事も、前提知識がほぼゼロの状態で見て、そのままの感想を知識を補わずにそのまま…

飲みニケーションについて

その国の言葉で書かれたニュースサイトの記事を読み合わせ、簡単に内容をまとめ、議論をする、というような語学レッスンを定期的に行っています。 その場で、今回のテーマは日本の「飲みニケーション」になりました。 議論というよりは、サイトの記事の内容…

日本☆地域番付

area-info.jpn.org こんなサイトを見つけました。国勢調査の結果をベースに、いろいろな指標や数値をもとに、全国の市区町村をランキングしているサイトです。 イメージ通りの結果もあるし、固定観念が覆るようなデータが出ているケースもあり、見ていて飽き…

ラ・ラ・ランド

「ミュージカル映画、結構好きだよ」という一言で、封切り直後に見に行く事になったこの映画。 gaga.ne.jp 鑑賞後の感想は、いい映画だな、と思う反面、これは誰向けの映画なんだろう?と感じさせる映画でした。 基本的には、ロサンゼルスを舞台に、スターを…

べからず

最近休日の時間がある時などに図書館で詩経を読んだりしてるのですが、さすがに図書館に置いてあるものは白文ではなく書き下し文の書籍です。もちろん詩経ぐらい古いものになると日本語の解説が無いと読めないですが... 大学時代は白文で中国語として読むこ…

見えない貧困

www.nhk.or.jp 見てました。 僕が子供の頃に直面した内容をおさらいするような内容で、なかなか他人視することができない内容でした。 剥奪指標 番組上で大きなテーマとして、「剥奪指標」(子どもたちがなにを奪われているか)という点について取り上げられ…

生きてることが辛いなら

もう 10 年ちかく前になりますが、森山直太朗の「生きてることが辛いなら」の歌詞が、自殺を幇助するとして大炎上しました。 www.youtube.com 生きてることが辛いなら いっそ小さく死ねばいい 歌詞の一番最後まで聴いていると くたばる喜びとっておけ と書い…

なぜ、コメダ珈琲店はいつも行列なのか?

なぜ、コメダ珈琲店はいつも行列なのか? ―「お客が長居する」のに儲かるコメダのひみつ 作者: 高井尚之 出版社/メーカー: プレジデント社 発売日: 2016/10/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 名古屋出張の際に初めて訪れてから、私もコメダ珈…

これでいいのか川崎市

コンビニなどで、誰が買うのかよくわからない安価なムック本を見かけることがよくありますが、そのなかで「地域あるある」的な情報をまとめた本はひとつのジャンルになっている気がします。 そのなかで、絶対普段なら読むこともないですが、暇にあかせて買っ…

歇后语

cjjc.weblio.jp 日本語に適切な訳が見つからないですが、「しゃれ言葉」「かけ言葉」といった風に訳されることが多いようです。 何かを暗喩するような言葉を謎かけ的に使う言葉で、おもに昔の故事などから引用されることが多いようです。 よく代表例として挙…

女は引き寄せて、つっ放す

太宰治の人間失格を読んでいるのですが、なかなか刺激的というか男性の女性に対する心を上手く表現しているなという一節をただ貼り付けておきます。 女は引き寄せて、つっ放す或いはまた、女は、人のいるところでは自分をさげすみ、邪慳にし、誰もいなくなる…

从那以后

以下の衝撃的なドキュメンタリーを見てから、文化大革命について色々調べ始めたのですが、 www.youtube.com www.nhk.or.jp 最近、2016年、以下のような歌が中国の音楽番組「中国之星」(中国の星。星は日本と同様芸能的な"スター"の意味がある)をきっかけに…

井の中の蛙は大海しか知らない

「井の中の蛙大海を知らず、されど〜」的な言い回しが最近流行していますね。実は皆が知っていることわざには、続きが有った的な。 とはいえ、もともとは莊子の中の一節から転じたと言われることわざで、莊子の中では 井蛙不可以语于海者,拘于虚也夏虫不可以…

龍安寺と日本文化私論

龍安寺自体に僕自身は特別な感慨はなく、まあ商売になれば良いんじゃないかという気もしています。 関係無いですが、坂口安吾が戦前に「日本文化私論」というエッセイを残しているので、そちらを引用します。 日本の庭園、林泉は必ずしも自然の模倣ではない…

モビリティ革命的な本

モビリティー革命2030 自動車産業の破壊と創造 作者: デロイトトーマツコンサルティング 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2016/10/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 帯にもあるようなデータについて、コンサルティングの観点でまと…

ヒットの崩壊

ヒットの崩壊 (講談社現代新書) 作者: 柴那典 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/11/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る kindle に積読していたのを、ようやく読んでみました。 読了感としては、かなり中途半端な本だな、という印象で…

IR についての私見

blog.lusaku.jp IR (Integrated Resort) 法案の可決が昨年12月に行われ、IR といいながら実質カジノに関する法案のため、ギャンブルに対するアレルギー反応として様々意見が紛糾しているようです。 僕個人としては賛成でも反対でもなく無関心ですが、「カジ…

教養としての「昭和史」集中講義

教養としての「昭和史」集中講義 教科書では語られていない現代への教訓 (SB新書) 作者: 井上寿一 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2016/11/05 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る この方は学習院大学の大学長を勤められている方…

米中もし戦わば

米中もし戦わば 作者: ピーターナヴァロ,赤根洋子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/11/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この本は、この本に書いてある分析が正しいかどうか、という観点より、この本の著者であるピーター・ナヴァロ…

関白宣言

www.youtube.com 長友・平愛梨の結婚会見で、平愛梨が「関白宣言が理想」と発言したことで色々過去を蒸し返す感じで賛否両論な感じになっているようです。 www.excite.co.jp 歌がコミックソングであろうと、そういう文脈に関係なく妻に対する不寛容に思える…

介護の敵

介護の現状というのは、なかなか未経験な人、もしくは想像力のない人には理解をしていただくのは難しいものだといつも感じます。 個人的に一番の敵なのは、介護に対して正面切って嫌悪感を示したりするような人ではありません。そういう本能的な反応の中にこ…

文化大革命によるモンゴル人大虐殺

狂暴国家中国の正体 (扶桑社新書) 作者: 楊海英 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2014/08/31 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 週刊東洋経済で現代史についての特集が行われていて、その中の2ページ特集で楊海英さんの記事がありました。…

会社の老化は止められない

会社の老化は止められない。 宿命にどう立ち向かうか (日経ビジネス人文庫) 作者: 細谷功 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2016/09/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 数ヶ月前に読んだ本ですが、ふと内容を思い出したりし…